PROGRAM |DANCE FANFARE KYOTO

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Dance Fanfare Kyotoオープニングプログラムとして黒沢美香の伝説のダンスプロジェクト
「偶然の果実」(1990-2002)の中で生まれた「lonely woman」を京都初上演します。

7月5日(金) 18:45開演 | 上演時間 120分 | 上演場所 3F自彊室
定員 100名 | 料金 2,000円 (当日+300円)
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タイトル ||「lonely woman」初演1991年
コンセプト || 黒沢美香
出演 ||

A 花本有加 (KIKIKIKIKIKI) 木下出 荻野ちよ (双子の未亡人)
 
B 京極朋彦 (京極朋彦ダンス企画) 宮階真紀 (カウパー団) 岩下徹 (即興ダンス/山海塾)
 
C 勝野タカシ エヴァンズ・ポール
(コンタクトインプロ・京都)
茂山童司
 
D 黒沢美香 秋山みなも 北村成美
ヒト時計 菊池航 (淡水) | 竹ち代毬也 | 中川裕貴、バンド (中川裕貴、横山祥子、菊池友里子)
instruments 木下:空のペットボトル(2リットル)×4、譜面台+楽譜、鍵盤ハモニカ、ラジカセ
スーツケース、鈴のついたストラップ、鈴のついた蝶ネクタイ、冊子×4
宮階:透明ごみ袋、ビニールチューブ+給水袋、約1mの筒状のアルミホイル、モール・チェーン×4
勝野:ピアニカ、タラブッカ
茂山:扇子
秋山:トウシューズ
黒沢:赤いチーフ

ダンスとは何か、何がダンスになるのか、動くことだけではなく、動かないこともダンスとして創作する経緯の中にこの「lonely woman」がある。【立ったその場所を動いてはならない】という制約の下、横一列に三人が立ち30分間のダンスを行い、その後、次の三人と交代する。ダンサー、美術家、詩人、音楽家、写真家など参加者は多分野に及び、ダンス経験のない人達もそれぞれの方法でダンスをつくりあげた。過去18回の上演が行われ、参加者は100人を越える。

演劇とダンスの違いはなにか?身体性・言葉性の違いを探り、交換を通して、
ジャンルを横断した舞台芸術の可能性を探り、演劇の演出家×ダンサーがクリエイションを行います。

7月6日(土) 13:00開演 | 7日(日) 13:00開演
上演時間
約40分 | 上演場所 2F音楽室
定員 60名 | 料金 1,000円 (当日+300円)
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タイトル ||「瓦礫」
演出 || 村川拓也
出演 || 倉田翠 | 野渕杏子 (KIKIKIKIKIKI) | 中間アヤカ

瓦礫と身体はつねに磁石の同極のように反発し合うような感じがする。瓦礫を前に、もしくは物を目の前にしたとき、人の身体はすぐに内面に閉じこもる。瓦礫と身体は同化することがないし、もし同化する瞬間があるとすればそれはすごく疲れている時だろう。
2011年11月から2012年11月に東北で見た瓦礫からはそういう印象を受けて、今その瓦礫がどういう風にそこにあるのかは全く分からない。また行って見てみないと分からない。

7月6日(土) 18:45開演 | 7日(日) 18:00開演
上演時間
約40分 | 上演場所 職員室
定員 50名 | 料金 1,000円 (当日+300円)
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タイトル ||「女3人集まるとこういうことになる」 2012年2月「Wedance京都2012
演出 || 筒井潤 (dracom)
出演 || 大谷悠 | 中西ちさと (ウミ下着) | 福岡まな実

「We dance 京都2012」における初演は、鑑賞者が自身の厳密な知覚のうちに、常に新鮮な物語を創造する力がはたらいていることにあらためて気づくきっかけとなったはずである。今回は再演ということなので、鑑賞者の創造には欲望がまとわり着くことになるだろう。私たちはその欲望に甘え、鑑賞者による再知覚の新創造を期待するのではなく、新知覚にもかかわらず再創造、という上演を発表する。

京都を拠点に活動しているダンスカンパニーschatzkammer が開催している
a.room の恒例企画の元・立誠小学校バージョン。
「5分」という限られた時間と徹底的に向き合い、各々の表現に落とし込むことで新たな創作の可能性を導く企画。

7月6日(土) 14:00開演 | 16:30開演
7月7日(日) 14:00開演 | 17:15開演
上演時間
約30分 | 上演場所 2Fグラウンド側校舎周辺
(上演は移動式になります。ご案内しますので、係のものに従ってご移動をお願いします。
)
定員 25名 | 料金 500円 (当日+300円)
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企画コンセプト || schatzkammer
6日出演者 (上演順) ||
《西教室》小林三悠 (ダンス以前)+橋本孝之 (.es) | 演出/出演:小林三悠 サックス演奏:橋本孝之 協力:井内美希
《階 段》馬場陽子 (淡水) | 振付・出演:馬場陽子
《廊 下》j.a.m.DanceTheatre | 作・演出:相原 マユコ 出演:井口 明子
《図書室》桑折現 (dots)+松本芽紅見 | 演出:桑折現 出演:松本芽紅見
《東教室》寺田みさこ | 振付・出演:寺田みさこ

7日出演者 (上演順) ||

《東教室》したため | 演出:和田ながら 出演:鴨嶋美幸 降矢菜採
《図書室》〇九 | 振付・演出 浅野泰生 出演 平野 見由紀
《廊 下》佐藤健大郎+野田まどか | 振付・出演:佐藤健大郎 野田まどか
《西教室》益田さち | 振付・出演:益田さち
《階 段》MonochromeCircus | 出演:坂本公成、森裕子、佐伯有香、野村香子、福井幸代、渡邉尚

今回は5'00"special programということで、ダンスに特化し、参加アーティストには「5分という制約」に加え、schatzkammer的空間デザインのエッセンスと戯れてもらうべく、各会場にコピー用紙を色々な形に配置し、「美術の置かれた場という制約」を課します。時間と空間に縛りのある中で、どのような身体表現が可能なのか。若手からベテランまで、関西で活躍するアーティスト10組が繰り出す様々な5分をどうぞお楽しみください。

振付家がダンス作品を ≪ つくる前・つくっている最中・見せる間際・見せた後 ≫ に、インタビュアーが対話を通じて、ダンス/身体/作品について、文字通り、ねほりはほり、言葉を引き出します。
クリエイションの過程で、振付家がなにを思い、どんなものを見たくて、どのように試みているのか? 
徹底的に言葉で探り、そしてさらなる可能性を拓くためのプロジェクト。

振付家へのインタビューは、本番までに複数回行い、随時ウェブサイトに公開いたします。
6日(土)の上演後は、観客をまじえたトークセッションを行います。

7月6日(土) 15:00開演 (高木作品のみ上演+トーク)
7月6日(土) 17:15開演 (西岡作品のみ上演+トーク)
7月6日(土) 19:45開演 (増田作品のみ上演+トーク)
上演時間 各回60分 (作品上演 約30分+トーク 30分) | 上演場所 音楽室
定員
各回60名 | 料金 各回500円 (当日+300円)

7月7日(日) 15:00開演 (ねほりはほり3本立て) ※トークなし
上演時間 約90分 | 上演場所 音楽室 | 定員 60名 | 料金 1,500円 (当日+300円)
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タイトル ||
「夢見る装置」

振付 || 高木貴久恵  出演 || 重里実穂 | 松本成弘  音楽 || 中川裕貴
インタビュアー || 高嶋慈

人は誰でも夢を見る。夢を見ている、ということは生きているということだ。 目が覚めた時、それは残像のように身体にこびりつき、はかなく消え、再び意識の奥に葬られる。この、極めて個人的で曖昧なものを記録し、他者の身体というメディアに定着させることで、そのイメージはもうひとつの[現実]として現れる。


タイトル ||
「名前のないところから」

振付 || 西岡樹里  出演 || 辻本佳 | 長洲仁美
インタビュアー || 川那辺香乃 (BRDG)

いわゆる「振り付け」作業では、踊り手のからだに動き出すきっかけを与えて、それを続ける動機を渡していくことをやったりする。それに踊り手がからだを動かされていくのだとすると、そういった変化を生む可能性は人以外のモノにも同じようにあると思う。きっかけや動機は人の手の中だけに納められるものじゃない。この世界にはあらゆるモノが存在している。空気さえもその一つ。その関係と、からだの存在を浮き上がらせてみる。


タイトル ||
「式日」

振付 || 増田美佳  出演 || 石川喜一 | 富松悠 | 山崎恭子
インタビュアー || 三田村啓示 (空の驛舎・C.T.T.大阪事務局、舞台芸術雑誌「ニューとまる。」編集部)

上演時間。日常とは異なる場をしつらえ、人々の立ち会いのもと人が何かする。それは一体何か。今のための儀式 という言葉がうかんだ。即興であることにずっとこだわりがある。それはこの今への欲望があるからだ。今 と打ったこのときの今は、打ったそばからすり抜けて文字のかたちだけ残る。常に接していて流れていて実感がない。流れを塞き止めることはできないが、せめて起こっていることの只中に、今に触れる時間のために。

7月7日(日) 19:00開演 | 時間 約90分 | 上演場所 3F自彊室
定員 100名 | 料金 500円 (当日+300円) ※いずれかのプログラム半券お持ちの方は料金無料
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司会進行 || 富田大介 (パフォーマー・美学者)

19:00-19:30 || 全体プログラムについて
トーク || きたまり (DanceFanfareKyoto発起人)

19:30-20:00 || ねほりはほり企画について
トーク || 高木貴久恵 | 西岡樹里 | 増田美佳 | 和田ながら (ねほりはほりディレクター)

20:00-20:30 || 演劇×ダンスについて
トーク || 筒井潤 | 村川拓也 | きたまり (演劇×ダンスディレクター)