Dance Fanfare Kyoto

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5'00"special program (Dance Fanfare Kyoto vol.01)

今回は5'00"special programということで、ダンスに特化し、参加アーティストには「5分という制約」に加え、
schatzkammer的空間デザインのエッセンスと戯れてもらうべく、各会場にコピー用紙を色々な形に配置し、
「美術の置かれた場という制約」を課します。
時間と空間に縛りのある中で、どのような身体表現が可能なのか。
若手からベテランまで、関西で活躍するアーティスト10組が繰り出す様々な5分をどうぞお楽しみください。

京都を拠点に活動しているダンスカンパニーschatzkammer が開催している
a.room の恒例企画の元・立誠小学校バージョン。
「5分」という限られた時間と徹底的に向き合い、各々の表現に落とし込むことで新たな創作の可能性を導く企画。

企画・コンセプトschatzkammer
6日出演者 (上演順)
小林三悠 (ダンス以前)+橋本孝之 (.es)
演出・出演:小林三悠 サックス演奏:橋本孝之 協力:井内美希 (西教室)
馬場陽子 (淡水)
振付・出演:馬場陽子 (階段)
j.a.m.DanceTheatre
作・演出:相原 マユコ 出演:井口 明子 (廊下)
桑折現 (dots)+松本芽紅見
演出:桑折現 出演:松本芽紅見 (図書室)
寺田みさこ
振付・出演:寺田みさこ (東教室)
7日出演者 (上演順)
したため
演出:和田ながら 出演:鴨嶋美幸 降矢菜採 (東教室)
〇九
振付・演出 浅野泰生 出演 平野 見由紀 (図書室)
佐藤健大郎+野田まどか
振付・出演:佐藤健大郎 野田まどか (廊下)
益田さち
振付・出演:益田さち (西教室)
MonochromeCircus
出演:坂本公成、森裕子、佐伯有香、野村香子、福井幸代、渡邉尚 (階段)
日程2013年 7月6日(土) 14:00/16:30 7月7日(日) 14:00/17:15
場所元・立誠小学校 2F グラウンド側校舎周辺 google map
(上演は移動式になります。ご案内しますので、係のものに従ってご移動をお願いします。)
料金500円(当日券 +300円)
上演時間30分

ARTIST

Schatzkammerシャッツカマー

01年森本達郎(デザイナー)と夏目美和子(ダンサー)によって結成。初期より「美術」(電球をたくさん吊す、舞台に落ち葉を敷き詰める、大量のコピー用紙を積み上げるなど)と「身体」の新鮮な関係性を探る作品を制作。'10年より 京都アトリエ劇研のフランチャイズカンパニーとして活動。これまでに、自主公演にて「レインコード」「A4」「forest book」「flow」「VECA」「Dig」「スモールハウス」などを発表。また昨年より、ダンス、演劇、音楽など様々なジャンルのアーティストを集め、フリースペースa・roomにて、5分の作品を発表してもらう実験イベント5'00"を企画、主催する。

小林三悠こばやしみう

ダンス以前/埼玉県熊谷市うまれ。京都左京区在住。 Feldenkrais / Movement Art Company主宰。Awareness/Affoordance/Self Innovationをキーワードに場作り、表現活動を続けている。世界をつなぐ鴨川ダンス駅伝発起人。HUB京都プロジェクトコアメンバー。音舞と脱個【決断のプロセス】を中心に活動中。

橋本孝之はしもとたかゆき

Alto Saxophone/アルトサックスの他にギター、ハーモニカ、改造尺八等もプレイする。 2009年12月より、即興演奏ユニット「.es」(ドットエス)で演奏活動を開始。2013年1月、アルバム『void』をPSF Recoredsよりリリース。

馬場陽子ばんばようこ

滋賀生まれ。24。身体パフォーマンス団体淡水にてダンサー/FOOD/宣伝美術その他をつとめる。大学からダンスをはじめる。近大卒。BABY-Q, Revival 北村成美、〇九やWE DANCE等にも出演。Tumblr: 1.6cyom (写真 | 清水俊洋)

j.a.m. Dance Theatreジェイエイエム ダンスシアター

2002年結成。国内外にて様々な作品製作、上演をおこなう。 近年はコンテンポラリーダンスクラスやワークショップの指導などのアウトリーチ活動にも積極的に取り組んでいる。
WEB:http://www.jamdt.com/
FB:https://www.facebook.com/jamdancetheatre
Twitter:https://twitter.com/jam_dan

桑折現こおりげん

演出家。dots主宰。京都造形芸術大学にて太田省吾氏に師事。 同大学在学中にdotsを結成。太田省吾氏の戯曲を再構成した『10の地点』で京都造形大学 学長賞を受賞。03年、AI・HALLとの共同制作事業〈Take a chance project〉に選出(~06年)。 近年の作品に、京都・北山の屋外美術館で制作した『KISS』(dots/09年)、劇場作品『カカメ』(dots/10年)、川崎市アートセンター招聘により、国内外の俳優、ダンサーと横浜で滞在制作を経て制作した『boat here, boat』(11年)がある。

松本芽紅見まつもとめぐみ

大阪芸術大学卒業。米国でのダンス留学を経てダンサーに。国内外の振付家の作品で、ヨーロッパ、米、アジア、中東での公演に出演。振付家としても活動。ソロ作品や、ブラジル人アーティストとの共同作品発表の他、最近はやなぎみわの作品で演者/振付家として参加。

寺田みさこてらだみさこ

4才よりクラシックバレエを始める。1987年より石井アカデミー・ド・バレエに所属。1991年より砂連尾理とダンスユニットを結成し国内外で作品を発表。2002年7月「TOYOTA CHOREOGRAPHY AWARD 2002」にて、「次代を担う振付家賞」(グランプリ)「オーディエンス賞」 受賞。平成16年度京都市芸術文化特別奨励者。2006年以降ソロ活動も開始し、山田せつ子、山下残、白井剛振付作品などに出演。 2007年、初のソロダンス公演『愛音』をシアタートラム、びわ湖ホールにて上演する。京都造形芸術大学舞台芸術学科准教授

和田ながらわだながら

京都造形芸術大学映像・舞台芸術学科卒業、同大学大学院芸術研究科修士課程修了。2011年2月に自身のユニット「したため」を立ち上げ、京都を拠点に演出家として活動を始める。また、制作スタッフとしてもダンスや演劇などさまざまな企画に関わる。2013年よりDance Fanfare Kyotoの運営に携わる。

したため・鴨嶋美幸かもしまみゆき

1987年生まれ。2010年京都造形芸術大学映像・舞台芸術学科卒業。大学在学中、卒業制作としてサミュエル・ベケット著「見ちがい 言いちがい」を用いたインスタレーション作品「 i 」を制作。他、舞台映像家として活動。また、在学中より和田ながら主宰ユニット「したため」の作品すべてにパフォーマーとして参加。

したため・降矢菜採ふるやなつみ

1989年生まれ。三重県伊勢市出身。4歳より12年クラシックバレエを続ける。2012年3月に京都造形芸術大学舞台芸術学科卒業。在学中は演劇、ダンスなど幅広く学び、出演する。出演の他にも衣装や、舞台のスチール撮影も務める。

〇九ぜろきゅう

関西を中心に活動し2006年720アワート゛@PAMOでグランプリを受賞。2008年振付担当の浅野泰生が渡英に伴い活動休止するも、 2011年に活動再開。サイトスペシフィックなパフォーマンスから劇場での単独での公演など形態を問わず、純粋な動きと強い表現力で作品を追求。主な作品 として「DECORATE/デコレイト」(720アワート゛@PAMO受賞公演)、「FULFILL」(DANCE BOXレジデントアーティスト成果発表公演)などがある。
http://twitter.com/d_unit_zero_kyu

佐藤健大郎さとうけんたろう

大学卒業後ダンスを始める。2004年までヤザキタケシ+A.D.Cに参加。フリーになり、砂連尾理、山田せつ子、日野晃、伊藤キムとの作品に出演。7人のダンサーが集まり90分で一つの作品が立ち上げるプロセスを公開する「東山ダンスヤード」を企画。また、劇団への振り付け・出演、市民へのWSにも力を入れている。

野田まどかのだまどか

大阪府交野市出身、京都市在住。ミュージカルの舞台経験を経て、1996〜2002年、TMパフォーマンス・プロに所属。その後、ソロ作品を発表する傍ら、国内外の振付家の作品を踊り、共同企画も行う。2007〜2010年、千日前青空ダンス倶楽部のメンバー(芸名:ぼたん)。近年の主な出演作品として、「Real Contact 2010・2011」日野晃氏演出、2011年schatzkammer「Dig」、2012年「先制のイメージ」相模友士郎演出、同年やなぎみわ演劇プロジェクト「パノラマ~鉄道編~」など。現在、滋賀県社会福祉事業団が運営する身体表現ワークのナビゲーターを務める。歌い手として、アコースティックユニットa.r.mでも活動中。

益田さちますださち

1990年生まれ。3歳の頃からバレエを始め、大学在学中にジャズ、モダン、ボールルームなど様々なジャンルのダンスに興味を持ち始め、コンテンポラリーダンスに出会う。最近はダンサーとして出演したり、作品作りにも挑戦する傍ら、自らの関心をもとにワークや研究をしている。 今までに、schatzkammer『スモールハウス』、やなぎみわ演劇作品『ゼロ・アワー』ツアーなどに出演。

MonochromeCircusモノクロームサーカス

京都を拠点に国際的に活動するダンスカンパニー。主宰、坂本公成。 近年ではgrafとのコラボレーション『直島劇場』(瀬戸内芸術祭2010)や家具とのダンス『TROPE』(2011,13)、「ダンスダリエール」(フランス/2011)など、国内外を問わず、劇場作品から野外でのパフォーマンスまで幅広く展開。7月にはアトリエ劇研(京都)にて最新オムニバス作品集『P-o-o-l』を発表予定。(写真 | 金サジ)
http://www.monochromecircus.com/

渡邉尚(Monochrome Circus)わたなべひさし

20歳からジャグリングを始め、次第に興味が身体そのものへと移行し、ダンサーへの道を進む。 独学で軟体芸、倒立芸、アクロバットを学び、それらをバックボーンとして踊っている。 2013年からMonochrome Circusのダンサーとして国内外の様々なプロジェクトに参加。 2015年、ソロ作品『逆さの樹』を発表。