Q1 5'00"という企画を始めたきっかけを教えて下さい。 コンテンポラリーダンスが一般受けするにはどうしたらいいのか? と考え、ひとつの回答が5'00"をはじめたきっかけです。 5分という短い時間の中で「面白さを凝縮」または「退屈の許容範囲」として、作品を発表できるんじゃないかと思います。
Q2 なぜ5分という制約なのでしょうか? 短い時間だからこそ「ちょっとしたアイデア」から、作品が作れるかもしれないという期待があります。 大作を発表するとなると、お金も時間もかかりますが、5'00"は、わりに取っつきやすい時間だと思っています。 でも、短い時間だからこそ、5分という時間の制約と向き合うことで、そこから新しい表現が生まれる可能性もあるんじゃないのかって・・・。
Q3 これまでの5'00''の上演秘話ないし、上演を重ねる中での変化等があれば、お聞かせ下さい。 上の回答にもつながってきますが、取っつきやすいけど5分ってすごく難しい!と参加の皆さんがぼやいたりしていて、こちらとしてはしてやったりと(笑)
Q4 今回は各会場に美術がセットされていますが、美術と身体の関係性についてどういう考えをお持ちでしょうか? 美術が単なる舞台美術としてではなく、ダンサーの動きのきっかけになったり、制約となることで、また新しい展開を作るような関係であると同時に、今回の美術で使用する紙の場合、美術もまたダンサーによってカタチを変えていくことで、作品として相互の関係になればいいなって思っています。
Q5 5'00''の企画の見所をお聞かせ下さい。 ダンサーによって美術のとらえ方が違うところを観て欲しいです。 だから、ぜひぜひ両日観てください!
タイトル | 5'00"special program |
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企画・コンセプト | schatzkammer |
6日出演者 (上演順) |
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7日出演者 (上演順) |
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日程 | 2013年 7月6日(土) 14:00/16:30 7月7日(日) 14:00/17:15 |
場所 | 元・立誠小学校 2F グラウンド側校舎周辺 google map (上演は移動式になります。ご案内しますので、係のものに従ってご移動をお願いします。) |
料金 | 500円(当日券 +300円) |
上演時間 | 30分 |
関連PROGRAM
INTERVIEW
Schatzkammerシャッツカマー
01年森本達郎(デザイナー)と夏目美和子(ダンサー)によって結成。初期より「美術」(電球をたくさん吊す、舞台に落ち葉を敷き詰める、大量のコピー用紙を積み上げるなど)と「身体」の新鮮な関係性を探る作品を制作。'10年より 京都アトリエ劇研のフランチャイズカンパニーとして活動。これまでに、自主公演にて「レインコード」「A4」「forest book」「flow」「VECA」「Dig」「スモールハウス」などを発表。また昨年より、ダンス、演劇、音楽など様々なジャンルのアーティストを集め、フリースペースa・roomにて、5分の作品を発表してもらう実験イベント5'00"を企画、主催する。